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マインドフルネスとの出会い

バレンタインの翌日15日、昨年から参加していたマインドフルネスの8週間プログラムが終了しました。

私にとって、人生初のマインドフルネスの実践でした。今、「よくぞこのプログラムに参加できたことよ」というシンプルなよろこびを味わっています。

 

参加したプログラムは、正確には、マインドフルネス認知療法(MIndfulluness Based Cognitive Therapy:略してMBCT)というものです。身体感覚、思考、感情と自分自身との関係を見直して、ネガティブな思考や感情をあるがままに観察する心のモードを養うための実践を行います。

 

 

私の参加動機は

①数年前からマインドフルネスに興味があり、少し本を読んだりもしていたので、ついに実践を決意した

②セッションのお客様から「グルグルとアタマの中で同じ考えが渦巻いてしまうのです。どうしたら…」というお話を伺ったときに、結局、抽象的なご提案しかできなかったことが心にかかっていたこと

③私自身が、高齢化という初めての経験に戸惑う実家の両親への対応の中で、まだまだ未解決だった問題に直面したこと

でした。

 

 

マインドフルネス(MBCT)のワークブックの画像
「マインドフルネス認知療法」北大路書房。CDつきです。

「マインドフルネスって呼吸法なんでしょう?」というイメージをもっていましたが、もっともっと間口が広く、奥行きもはるかに深いものでした。これほどまでに、身体感覚を大切にするものとは思っていませんでした。さらに、呼吸をきっかけにして、自分自身の全体を感じ取って、自分自身へ思いやりをもつ実践だということも、思ってもみませんでした。

 

ファシリテーターが仏教者だったので、蓮の花は泥の中に咲くという喩えを、たびたび聴きました。

 

 

静かな実践をすすめるうち、私自身の内にあり、私の意識が認めてこなかったネガティブなものに出遭い、それがそこに在ることを認め、抱えました。

 

写真の塗り絵は、そのイメージ。この経験を塗り絵に表現してみたい、と思いました。私にとっての8週間の記念、卒業制作のようなものです。

マインドフルネス(MBCT)のイメージ塗り絵
自分のなかのネガティブなものを抱えるイメージを表現した塗り絵

思いがけない効果として、マインドフルネスを実践してみたら「よく見る」ようになったのか、部屋の汚れに気づきやすくなりました(笑)汚れがまだ取りやすいうちに、サッと掃除できます。

 

きっと、心の中のことも同じ。翳ってくる空にちゃんと気づいて、流れていく雲を見送って。

 

マインドフルネスとの出会いは、私にとって、お経ではないですけれども「百千万劫にも遭い遇うこと難し」といいたい出来事でした。

 

 

 

 

ごきげんよう