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ひな祭りに手紙を

ひな祭りが近づいてきました。クリスマスやお正月に比べると、社会的な影響は大きくない行事といえるのでしょうが、日が永くなり、木の芽がだんだん膨らんでいって、たしかに春が近づいていると感じられるこの季節、花やかさを添えるひな祭りは、気持ちが和んで楽しみなのものです。

 

加えて、この春は、新型コロナウィルスとともに迎える二度目の春。緊急事態宣言下にある暮らしのなかで、明るさを感じさせてくれます。

 

ふと思いついて、ひな祭りの絵葉書を、初めて大叔母に出してみました。94歳になる大叔母は、足腰も元気で、現役の主婦を続けています。まるでプラチナブロンドのような白髪にふんわりとしたパーマをあてて、シャキッと口紅もさしている、親戚の長老にしてオシャレ番長です。そんな大叔母ですが、心細い日が続いているのでは…と、桃色が基調のひな祭りのイラストの絵葉書に、私の想いを託しました。

 

大叔母は、封書で返事をくれました。封緘にしてあるシールの、インコのイラストが可愛らしくて、思わずにっこりしてしまいました。「この時期、便りをもらうのは嬉しいこと」と書いてくれました。

 

手書きで便りをすることは、めっきり減ってしまいましたが、やっぱりいいものです。

来年からは、ひな祭りのお便りもいいかも。そう思った、嬉しいやり取りでした。

 

 

ごきげんよう