クチナシの実が余っていませんか

おせち料理の栗きんとんを自家製される方、クチナシの実が余っていませんか?

出番がなくて持て余しているなら、暑い今こそ、おいしく活用してみましょう。

クチナシの実
栗きんとんでお世話になったクチナシの実

おせちで使ったクチナシの実

 おせち料理のスターメニュー、栗きんとん。その黄金色から、財運を願うといういわれがあるようですが、この色こそ、クチナシの実のお陰です。こんなにきれいな色が出るので、古くから染料として利用されてきました。

 

美しい黄色がしっかり出ますが、ほとんど味も香りもなく、つまりクセがありません。サツマイモご飯などにもピッタリです。

 

とはいえ、そんなにサツマイモご飯の需要はない。そんな方、余ったクチナシの実を活用して、おいしく元気に、そして台所もスッキリしませんか。

実は生薬でもあるクチナシの実

クチナシの実は、スパイスとして一年中売られています。(店舗では見かけなくても、ネット通販には色々あります)

スパイスのなかには、漢方薬の原料である生薬としても使用されるものがありますが、クチナシの実もその一つです。

 

生薬としての名前は「山梔子(さんしし)」。

 

からだの熱をとるはたらきがあり、あまりの暑さにモヤモヤしてしまう真夏には、ぜひ取り入れたいものです。

持て余していたクチナシの実、ありがたい、夏のレスキュー食材だったのですね!

クチナシの実の液の画像
クチナシの実を水に浸すと黄金色になります

夏こそクチナシの実を使いこなそう

そんなクチナシの実、もっとも簡単な取り入れ方は、お茶ではないでしょうか。

ミント茶、レモングラスティーなどにプラスして、スッキリ爽やかに。また、味や香りがほとんどないので、紅茶や黒豆茶にも合いそうですね。

 

クーラーで冷え切ってしまったときなど、夏でも熱いお茶をすするのは、なかなか良いものです。体感には温まりつつ、効能的には要らない熱はとる、という嬉しいティータイムが過ごせますよ。

 

さらに、私のおすすめはスープです。クチナシの実は、味も香りもほとんどないので、どんな具や味付けに対しても包容力を発揮します。スープカレーに展開してもいいし、カレールーを入れて“家のカレー”にしてもいいですね。

 

使い方は、色をしっかり出すなら、包丁の腹でつぶすとか、ハサミでカットするなどするのがおすすめです。

 

そして、出汁用の不織布パックなどに入れれば、取り出す時に簡単です。

 

今まで持て余していたクチナシの実の恵み。今年の夏は、ぜひ取り入れてみてくださいね。